3年前のお産




ハピバースデーリリ!
リリちゃんも先日3歳となりました。
もう3歳なんて、やっぱり時が経つのは早いです。


リリムイが生まれた日のことは、やっぱりまだよく覚えています。


予定日の朝、お腹が規則的に少し痛くなって、病院に入りました。
それから揺れる椅子に座ったりして、だんだんまた痛くなってきたところ・・・
携帯が鳴りました。


「おい、ロス・エルマーノスの卸値はいくらだ?」


その後も、そういった業務的な電話が何度か鳴り・・
そしてとうとう


「先生、お腹が痛くなくなりました」


陣痛が遠のいたので、一回家に帰る事になりました。
あーあ、と思って横になって眠ったら、夕方また今度はちょっと痛い痛みが来ました。
でもさっき一回病院に入った分、しっかり入院料が取られているのです。もう一回行ってまた帰されるような無駄金は持っていません。
本当の陣痛になるまでは行かない・・そう心に決めました。
そしてけっこう痛くなったとき、うちの両親と一緒に病院に行きました。
それから5〜6時間後にオギャアーと生まれるのですが、病院に着いたら血がバーと出て、ワアーもう自分がやるしかない!と気合が入ったのを覚えています。前に進むしかないと強く思ったのはこの時だけです。


そんな数時間の細かい事までは覚えていないのですが、先生の指示が的確ですごく助かりました。
陣痛は、家で結構痛いと思ったのは全然陣痛じゃなく本当の陣痛はやっぱりもっと痛かったですね。
そして、噂に聞いていたお股をハサミでジョキジョキ・・わたしも切りましたが、もちろん麻酔もありますしあまり気になりませんでした。それ以上に、早く赤ちゃんを外に出さなければ・・という思いです。


例の夫も仕事後にやってきました。
枕元で「がんばれ!」と言われましたが、無性に腹が立ち、

「うるさいな!!」

と怒鳴ったのを覚えています。
普段から威張り散らして、さっきまで卸値がどうだ、あれがどこにあるだ聞いて来たくせに・・という思いですね。
致し方ありません。


生まれたかわいい女の子・・ワアー生まれたんだなあと思うと本当に感動的でした。
これから生意気になる一方と思いますが、楽しい人生を過ごして欲しいです。


これからお産を迎えるお友達が何人かおるので、何だか自分もワクワクして振り返ってしまいました。
みなさまよいお産を! Have a good birth ! (?)