電気用品安全法

ほとんど誰も聞いてなかった「電気用品安全法(PSE法)」が突然4月から施行されるということで、
楽器やアンプ、ターンテーブル、ビデオレコーダーまで電源トランスを内蔵しているものは、
事実上もう売られなくなってしまう、ということです。
ヴィンテージ機材とか、消えてしまうということです。世の中が今より更に、ださくなる予感がします。
日本ではみんなあんまり、芸術に興味ないのかなと思います。
最近輸入盤もあの規制のせいで入荷が遅れたりして、これだってアジアの逆輸入がまずいんだったら、
うちはアジア関係ないし全部ひとくくりに輸入盤だからといってチェック厳しくするのは、違うと思います。
なんかこういうの全部、ひとくくりにダメとしてしまったりして、そりゃあその方が決める人は
簡単でラクなんだろうけど、あまりにも無碍というか。中古楽器屋さんが心配です。
あんまり関係ないけど、亮介さんは税関へ荷物の内容証明を作るとき、多分そこまで聞かれてないのに
「サンバの一線級で活躍してきた鍵盤奏者が多くのゲストを迎え・・」とか普通に「誰々の最高傑作」とか
書いていて、きっと通関には関係ないんだろうと思いながらも、何かいいなと思います。
あとこないだテレビで、災害救助犬の訓練をしている人たちがいて、でもその管轄が決まっていない為に
阪神淡路の時も新潟の地震の時も、せっかく訓練しているのに誰も助けることができなかった、
というのを観ました。消防庁は「それはうちの管轄じゃないから」といって、言われたもう一カ所の
政府っぽい所(名前忘れた)へ聞くと、「消防庁の管轄です」と言ったりしてひどいなと思いました。
だってそういうのが仕事だったら、あっ消防庁やってないなら、じゃあうちやろっか、てなんないのかなと
思います。そんな簡単なことじゃないとか言われそうですけど、この責任をなすりつけあってる間に
10年経ってるというのが驚きです。また、訓練したのに一度も救助せずに亡くなった犬さんもいるといいます。
要は最近、役人のひとに良い思いをしていないので、大きな出来事を用いてついでに批判しているのです。
でも四谷税務署のひとは、わたしをバカにせずに親切にしてくれました。