神楽坂が舞台のドラマ

最近、神楽坂が舞台のドラマの撮影が街で行われています。
たくさん人だかりが出来ているので、つい見てしまいます。
けれど、このように皆何だろうと野次馬してしまうから、
撮影する人たちは大変だなと思います。
内容は、板前の人情ものということです。
でも土地売却や開発の問題も織り交ぜるから、本当の神楽坂っぽいです。
小さくとも粋で素朴なお店が閉まり、新しい建物に変えられていくさまを見るのは、辛い。
例えば新宿は既に大きなビルが沢山あるから、そこにまた大きなビルが建つのは別に良いけれど、
神楽坂は日本の伝統がせっかく今も息づいている地域だから、それを壊してまでやることかなと思います。
正直センスの問題というか、今度大学の建物がそこへ建つ予定ですが、もしそれが木造の長屋とかだったら
全然いいのにと思います。どうせお金はあるんだろうから、わたしだったら長屋か蔵造りにします。
そしてその一階に、今まで通りパウワウ（素敵な喫茶店）や器屋さん、食べ物屋さんを入れます。
土地を持っている側の人の諸事情もあるので、そんなに簡単なことではないとわかってはいますが
けどどんな建物にするかだけでも、もうちょっと考えてくれてもいいかなと思います。
それとも神楽坂はこの先、歴史を捨てハイブリッドな街を目指しているのだろうか。