今週のできごと

もはや、毎日いろいろ催しごとがあって、こんな時期があるものだと思います。


日曜日は、マリーザ・モンチと一緒に来日したダヂのライブを観に行きました。
これは本当に、行って最高に良かったです。
伝説的なバイーアのバンド・元ノーヴォス・バイアーノスのダヂが、
マリーザのバックとして一緒に来日した凄腕たちと、プラッサ・オンゼというライブハウスで
一夜限りのスペシャルなライブを行いました。
マウロ・ヂニスのカヴァキーニョは今までに聞いた(といってもほとんどCDですが)
どれよりも一番柔らかく、それでいてキラキラとしていてどうやってあんな音が出るのか、
それをプラッサ・オンゼという場所だから近くで観る事ができ、
そしてマルクス・ヒベイロという方がセロをひいておりましたが、
セロの音もこんなにも美しいと思った事が他にありませんでした。
とにかく全体、あんな本物のサンバの匠たちの演奏をこの東京で、
しかも間近で見れたことは、本当に幸せなことでした。


そして、30日にマリーザ・モンチを観に行きました。
今度はオーチャード・ホールで少し遠くからみました。
最初、真っ暗闇のまま「Infinito Particular」の曲から始まり、
そして次にパア、と明かりがつき、ひな壇のようなセット、
そしてその中央にはギターを抱えて君臨する歌姫・マリーザの姿!
キャリアの長いマリーザ・モンチですが、わたしの中では「アモール・アイ・ラブ・ユー」や
昨年リリースされた新作の軽やかだったりロマンチックなイメージの方が強かったのですが、
初期の頃の曲もたくさんやっていて、本当に幅広いステージで楽しめました。
自分は初期のアルバムをよく聞き込まずに、マリーザとライブがあまり頭の中で結びつかないまま
ライブに臨んでしまったのですが、マリーザのデビュー盤がライブ盤のわけが、
この来日公演を見て少しわかった気がします。ライブで見る魅力がたくさんありました。


今日はさっき、神楽坂の書楽家・安田有吾さんの作品展が今日からで、そのパーティに行きました。
ライブ・パフォーマンスがあって、言葉を大きな紙に書くのを、初めてみました。

写真をとったのに、どうやって横向きにするかがわかりません。。
神楽坂のおいしいラーメン店・りゅほうへ行くと独特の味のあるメニュー(一部)が彼によるもので、
こちらでも見る事ができますが、作品を一つ一つこうしてじっくりと見るのも初めてです。
わたしなどが普通の感想を書くのも申し訳ないですが、本当に、文字なのに絵のような作品ばかりで、
後ろにきれいな色のついた模様があったり、それと組合わさったのも特にきれいと思いました。


じゃあ、また書きます。
ありがとうございました。
しほより